備忘録2

ちがう!シャレオの過去やら行く末やらはいらん!しらん!

私が忘れないように記したいのは、体得したい顔のことだ!

なんだ、立ち飲み屋て!

 

 

番組の間中、スタジオの様子が定点カメラ(パーソナリティー用、

ゲスト用各一個ずつ)で映されており、その模様はインターネットを

通じて公開されていた。

ラジオが無くてもパソコンを通して聴けた。

 

CMや曲は音声がミュートになり、映像だけが見られた。

スタジオのゲストは、CMや曲の間にはヘッドフォンを外し、なんだか

リラックスというか気を抜いている様子が見られた。

 

曲が流れている間に、パーソナリティーとゲストとで会話が交わされている。

ストーもDJとおしゃべりしている。

DJが何か発し、ストーが(あーそうなんですか)と言っている(ように見える)。

無音のパソコンを前に、画面に表示されている男性の口元を読む。

むなしい。そんで、キモイ。

 

ストーが頷いたりしている。無音で。

相槌だろうか。真剣な面持ち・・・か、これ。

いや、真剣ではない。なんだこの表情は。

まず顔のテンションが低い。顔のポテンシャルがゼロだ。

口角が鎖骨と平行だ。下がってるほうが、まだ表情があるってもんだ。

 

ちゃんと相手の目を見て会話をしているにも関わらず、交わって

いないかのようだ。かつ、失礼な印象はない。

 

なにが言いたいか。

私もこの顔がしたいと思ったのだった。

ぜひとも体得したいものだ。

この顔があれば日頃の面倒が片付くと思ったからだ。

聴いているのに聞こえていない。無か。

 

アイツの自慢話やアイツの愚痴を完璧に処理できるじゃないか!

 

(この人すげーな)

ここまで『そつなくこなせてる人』を見たことを忘れない。

 

つって、忘れてたんだけど。

思い出したのは『あまちゃん』のピエール瀧のおかげ。

私は、彼の顔も体得したい。

笑っていないのに笑い顔がしたい!

愛想笑いじゃない。ただ笑っている状態の顔がしたい!

というか、もう、顔にインパクトが欲しい!

圧倒的な顔が欲しい!!